こんにちは、ミニマリストで整理収納アドバイザーのみくとです。
服を手放すことって、なかなか難しいと感じる人は多いと思います。整理収納アドバイザーでありながら、ミニマリストである僕も、前は服をたくさん持っていました。
しかし、服を手放すことであらゆるメリットを得ることができたので、今では服を手放して良かったと思っています。
洗濯も選択も楽になるからね。
うまいこと言っているつもりだろうが、誰にでも思い浮かぶぞよ。
そこで今回は、服を手放す基準と、手放した後も後悔しない為の方法についてお話ししていこうと思います。
服を手放すことが難しいと感じる方や、お部屋をきれいにしたいと思っている方は、是非この機会に洋服の整理をしてみてはいかがでしょうか。
- 洋服を手放したい人
- お部屋を片付けたい人
- 日々の選択肢を減らしたい人
服を手放すには、まず服を手放すことのメリットを知ろう
服を手放すことには、多くのメリットが存在します。服を手放す前に、まず服を手放すとどうなるかを確認してみましょう。
- 服の手入れが楽になる。
- 模様替えが楽になる。
- コーデを組むのに苦労しなくなる。
- 洋服をより楽しむことができる。
- 片付ける時間が短くなる。
- お部屋の綺麗が保たれる。
ざっと上げただけでも、こんなにもメリットがあります。
さて、あなたはこのメリットたちを捨てて、今のまま不要な服の山に埋もれて生活をしていきたいでしょうか。
そんなはずは、ないと思います。服を自分の最低限にするだけで、時間も楽も手にすることができるのですから、きっと服を手放そうという気になったのではないでしょうか。
次の章では、具体的にどのように服を手放すのか、服を手放す基準についてお話ししていきます。
ミニマリストの服を手放す基準5
あなたはなんとなくで持っている服や、もったいないという理由から「着ていないのに持ち続けている服」は、ありませんか?
そうした着なくなった服たちをいつまでも残しているのは、服にとってかわいそうです。
きっとあなたのクローゼットや箪笥の“奥”に眠っている服たちは、誰かに着られたいと願っているはずです。
あなたがもう着ないというなら、それらの服たちは手放してあげましょう。
そうすることで、あなたの服はまた新たに別のモノへと生まれ変わるか、別の誰かに着てもらえるかします。
つまり手放すことは悪じゃないってことです。
しかし中には、手放すタイミングや基準が分からないという方もいると思います。
そんな方のために、服を手放す基準を5つ用意しました。
- サイズが合わなくなったら
- 側(はた)から見て目立つくらいに汚れてしまったら
- 今の自分に似合わなくなったら
- 単純に気に入ってない
- 一年以上使ってない、あるいは一年以内に使う予定のない
どうでしょうか?あなたの服の中に当てはまるものはありましたか?
これを基準に服を手放すか判断してみてください。そうすることで、不要な服は手放し、着る服だけできちんとクローゼットやタンスを整理することができます。
服を手放す基準①サイズが合わなくなったら
服を着る際に、サイズはとても重要なポイントになります。きつすぎても、大きすぎても身だしなみとしては良い印象ではありません。
それに、サイズが合わなければ、そもそも着ないことが多いのではないでしょうか。
もし今のワードローブの中に、サイズが合わない服があるのなら手放してみてください。
いつか着れる日が来ると思うかもしれませんが、それは不確実な未来です。不確実な未来のために、不要な服を抱えてストレスを溜めるよりも、今ある服で快適に過ごせた方が良くはありませんか?
サイズが合わなくなったら手放そう!
服を手放す基準②側(はた)から見て目立つくらいに汚れてしまったら
側から見てって、どの程度の汚れ?
そうだね、人前で堂々と「この服はきれいです」って言えなければアウトかな。
側(はた)から見て目立つくらいの汚れというのは、自分がその服を着たときに、誰かに見てもらって判断してもらうと良いかもしれません。
「私の服汚れてる?」と聞いてみて、そんなに汚れが分からなかったら手放さなくても良いでしょう。
自分が気にならなければだけど。
それと汚れだけでなく、よれたり裾が伸びたり毛玉がいっぱいになったりしたら、それも手放すサインです。
- 他人から見て汚れていると思われたら。
- よれたり、毛玉がたくさんになってきたら。
ただ、この辺の判断は個人の匙加減でもあります。
ある程度汚れてしまっても自分が着るなら手放さなくてもいいですし、逆に少しでも汚れたのが気になり着なくなったら手放しましょう。
最終的には「着なくなったら手放す」という結論に辿り着くのですが、着なくなってももったいなくて手放せないときや、何となく持っている衣類があるときに、この基準を用いて判断してみて下さい。
側(はた)から見て目立つくらいに汚れてしまったら手放そう!
服を手放す基準③今の自分に似合わなくなったら
人は常に変わりゆく存在です。今の自分に似合わないのであれば、きっともう着ないでしょう。
何度着てみても、やっぱり似合わないなとため息をつく。それならいっそのこと、手放して今の自分に似合うお洋服を新しく買った方がいいです。
僕も最近、お気に入りだったはずのバルーンパンツが突如として似合わなくなり、手放しました。
でもこれって仕方ないことだと思います。好みだって変わっていくし、年によってファッションは変わっていきますから。
似合わないかもって思い始めたら、急に着なくなっちゃった。
今の自分に似合わなくなったら手放そう!
服を手放す基準④単純に気に入ってない
気に入ってないのであれば、他にもっと大切にしてくれる人に着てもらった方が良いと思いませんか?
気に入ってないのに持っていても、お洋服にも失礼です。
リサイクルショップやメルカリなどのフリマアプリで他の人に使ってもらえれば、幾分か罪悪感も軽減されると思います。
気に入ってないお洋服は、自分もテンションが上がらず、お洋服も不幸になり、良いことなんかありません。今すぐ手放しましょう。
単純に気に入ってないなら手放そう!
服を手放す基準⑤一年以上使ってない、あるいは一年以内に使う予定がない
一年には、四季があります。春夏秋冬すべての季節で使わなかった服は、この先出番はありません。
潔く、手放しましょう。
また、この先一年間使わないであろうお洋服も、手放してあげましょう。
一年以上使ってない、あるいは一年以内に使う予定がないなら手放そう!
服を手放す基準は、これに尽きる
今着てないなら、手放す。
きっとミニマリストの多くは、この考えだと思う。
「着てないなら手放す」モノと一緒ですよね。使わないなら手放す。
ただ、ここでの「着ていないなら」というのは、一般的にはオールシーズンを通して、“どの季節でも着ない”という判断です。
「着ていないなら手放せ」の期間:一年を通して着ていないこと。
服を手放した後に、後悔しない為の4つのポイント
- 保留ボックスを作る。
- 季節モノ・イベント服は、要注意!
- お気に入りの服を無理に捨てない。
- 捨てるよりも譲ってみる。
いくら着てないと分かっていても、いざ手放すと、後々後悔しちゃうんだよね。
服を手放すけど、毎回後悔してしまう方は多いと思います。
できることなら、もう後悔はしたくないですよね。
実は服を手放す際に、後悔しないための方法があります。何度も服を手放しては後悔し、もう服を捨てたくないという方は、是非参考にしてみてください。
①保留ボックスを作る
まず、服を捨てて後悔する人はこの先の予測が足りてないことが多いです。
洋服を要・不要に分けたら、不要な洋服は手放します。しかし、手放す際にもう一度迷ってしまったり、やっぱり手放したくないなと思った服は、無理に捨てずに残しておきましょう。
残すといっても、またクローゼットや押し入れに戻してしまうと、以前と変わりません。
そこで、「保留ボックス」を作るのです。
すぐに捨てることはせず、箱に不要だけどもう少し考えたいという服や、しばらく使ってなかったけど、また使うかもと思う洋服を入れます。
ボックスには、服を入れた日付と、手放すまでの期間を書きましょう。
保留ボックスを作った日 | 手放す期限 |
---|---|
2022/1/1 | 2022/6/1 |
このように日付を書いて、手放す期限になるまで着なかったら手放すというやり方です。
このように手放すまでの期間を設けてあげることで、本当に着ない服と、実は着る場面がある服を見分けることができます。
ぜひ、参考にしてみてください。
②季節モノ・イベント服は、要注意!
よくありがちなのが、シーズンものを捨ててしまうこと。
オフシーズンのものを、“今”着ていないからと手放すのはNG。
手放す基準にもある通り「一年間着ていない、もしくは今後一年間着ない服」が手放す対象になります。
しかし、次のシーズンに着るものは一年間で見たら着る服です。これを手放すと、後々後悔してしまいます。
また、一年間でみても、不測の事態、つまりイベント事に着て行く服(ドレス・ウィンタースポーツ用品)などは、例外です。
こういった服は、代えが効かない場合が多く、いざ必要になった時に困ります。
レンタルなどの方法で借りることもできますが、よくよく考えて手放すか検討しましょう。
③お気に入りの服を無理に捨てない
お気に入りの服を、無理に捨てることはありません。
もしサイズが合わなくなってきたり、汚れてきてしまった場合でも、本人がどうしても着ていたい服ってありますよね。そのような服を手放してしまうと、やはり後悔してしまいます。
手放す基準に当てはまる場合でも、その服は自分のアイデンティティー(つまり自分らしくいられる服)であり、手放すことはすなわち、自分を捨てるようなモノなのです。
このような服は、無理に捨てることなく、パジャマやダル着にグレードダウンして着ていくのも良いでしょう。
お気に入りは、持っていた方が気分が上がるからね。
④捨てるよりも譲ってみる。
捨てることは、喪失感につながります。
違う形で生まれ変わるにしても、それはもはや本人が持っていた服ではありません。
するとなぜだか、寂しい気持ちがしたり、もったいないような気がして、罪悪感すら生まれることがあります。
そのように感じる方は、いくら汚れていようが着れなくなろうが、捨てるという行為だけで後悔してしまうのです。
なので、捨てるのではなく、譲ってみましょう。
そうすれば、誰かが自分の代わりにその服を着ていてくれる、すなわち存在が生かされていることになります。
すると不思議と罪悪感や後悔は、なくなってくるのです。
まとめ
今回は、服を手放す基準と、手放しても後悔しない基準をお話ししてきました。
しかし、どの基準にも共通して言えることが一つあります。
着なくなったら手放す
これが唯一にして共通の基準です。
ただ、着なくなっても人は「またいつか着るかも」と思ってしまい、その服を持ち続ける傾向にあります。
そのような方は、一度この基準に沿って判断してみましょう。
- サイズが合わなくなったら
- 側(はた)から見て目立つくらいに汚れてしまったら
- 今の自分に似合わなくなったら
- 単純に気に入ってない
- 一年以上使ってない、あるいは一年以内に使う予定のない
僕が服を手放すときは、汚れてしまったり、今の自分に似合わなくなったときです。
結局着なくなった服って、自分に似合わないか、気に入ってないかのどちらかなので、すぐに手放しても問題ないと思います。
自分一人ではなかなか片付けが進まないという方は、プロにお願いして片付けを手伝ってもらおう!
一人で抱えこまず、一緒にやっていくことで、考え方からお片付けができるようにしていきましょう!
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